【 KIS MailMon 】「Microsoft 365」をご利用の場合に、
検疫ポリシーにより訓練対象者へ訓練メールが届かない件

◆【更新】2024年3月27日

継続してMicrosoftと協議を行っていますが、現在のところMicrosoft365で恒久的な対策の目途が
立っていない状況となります。KIS MailMonサービスを利用して訓練を実施されるお客様につきましては、
訓練前に、下記ご案内の高度な配信の設定を推奨いたします。
またメール本文のURLをクリックした場合、Microsoft Defenderによりページが表示されない事を
一部のお客様の環境で確認しています。こちらも同様に高度な配信の設定を行ってください。
　
　【高度な配信の設定】

　　Microsoft365_高度な配信の設定方法.pdf
　
　　※Microsoft365のプランによっては、高度な配信の設定（メニューが出てこない）ができません。
　　　高度な配信の設定ができない場合はメールの解放を実施ください。

　【メールの解放の設定】
　　Microsoft365_メール解放の設定方法.pdf

当社としましては、今後ともMicrosoftに恒久的な対策を実施してもらうように、協議を続けてまいります。
ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程、お願いします。

◆【更新】2024年3月13日 17:36

Microsoftと協議し、暫定対応をご案内いたします。

＜暫定対応方法＞

検疫を回避するためMicrosoft365の管理サイトから高度な配信の設定を行ってください。

設定方法：Microsoft365_高度な配信の設定方法.pdf

※Microsoft365のプランによっては、高度な配信の設定ができません。

　高度な配信の設定ができない場合は、以下に記載のメールの解放（メール受信者にメールを送信する）の
　手順を実施ください。

＜恒久対応について＞

KIS MailMonから送信した訓練メールが、Microsoft365で検疫とならないように、
Microsoftに分析を依頼中です。

◆【公開】2024年3月13日 11:30

標的型攻撃メール訓練サービス KIS MailMon をご利用いただきましてありがとうございます。

現在、Microsoft 365をご利用の場合に、KIS MailMonから送信した訓練メールが
検疫の対象となり、訓練対象者に訓練メールが届かないことを確認しています。
ご迷惑をおかけしますが、下記内容を確認の程お願いいたします。

＜現象＞
「Microsoft 365」をご利用の一部のお客様で、
訓練対象者に訓練メールが届かない現象を確認しています。

＜発生時期＞
2024年3月12日（火）~

＜対象のお客様＞
「Microsoft 365」をご利用の場合で、訓練を実施される方

＜原因＞
Microsoftの検疫ポリシーにより、KIS MailMonから送信した訓練メールが
検疫中となり、訓練対象者へ訓練メールが届かない。

＜検疫中のメールの確認方法＞
1．管理者アカウントにて、Exchange 管理センター
　 (https://admin.exchange.microsoft.com/）にサインインします。
2．左メニュー「メールフロー」ー「メッセージの追跡」をクリック
　「過去 7 日間の検疫されたすべてのメッセージ」を選択し、検索を実施ください。
　検疫で止まっている訓練メールの一覧が表示されます。

＜現状での対応＞
　Microsoftに原因を確認中です。
　当社にて、メール受信者にメールを解放することにより訓練メールが
　届くことを確認しています。

メールの解放（メール受信者にメールを送信する）の手順
　1．管理者アカウントにて、Exchange 管理センター（Microsoft Defender）
　　　(https://security.microsoft.com/homepage）にサインインします。
　2．左メニュー「メールとコラボレーション」-「確認」をクリック
　3．検疫をクリックすると一覧を表示します。
　　　該当の行をダブルクリックして下さい。
　　　右側に画面が表示され、上部に”メール解放する”をクリックし
　　　設定ください。
　4．メールを受信者の受信トレイにリリースするの画面遷移します。
　　　”全ての受信者にリリース”と
　　　”Microsoftにメッセージを送信して検出を改善する（誤検知）”に
　　　チェックを入れて”メッセージを解放する”ボタンをクリックください。
　５．”メッセージを解放する”を実施すると、30日間検疫されないようになります。